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中英関係、今度は報道機関巡りさらに悪化 BBCやり玉に

[北京 5日 ロイター] - 中国政府による香港の民主派弾圧などを背景に中国と英国の関係が悪化する中、今度は報道機関を巡って緊張がさらに高まった。中国の当局者やソーシャルメディアは5日、英公共放送のBBCをやり玉に挙げた。前日には英国のメディア規制当局が中国国際テレビ(CGTN)の放送免許を取り消していた。

英メディア規制当局である英放送通信庁(Ofcom)は4日、中国国営中央テレビ(CCTV)の英語版姉妹チャンネルであるCGTNの放送免許を取り消したと発表。調査の結果、中国共産党が番組の最終的な編集権を握っていることが結論付けられ、英放送法に反すると説明した。

中国は即時に反発。Ofcomの発表から数分後、BBCによる新型コロナウイルスを巡る報道を「フェイク(偽)ニュース」と主張し、BBCに対し「厳重抗議」を行い、公に謝罪するよう求めたと発表した。

中国外務省は、1月29日に放映された新型コロナに関する報道について、BBCが「パンデミック(世界的大流行)と政治を結び付け、中国による隠蔽説を蒸し返した」と不満を表明した。

これに対してBBCは報道は公平で不偏だとしている。

中国共産党系タブロイド紙「環球時報」の胡錫進編集長はツイッターで、「私はBBCが米英の情報機関に扇動されていると強く疑っている。BBCは西側の中国に対する世論戦争のとりでとなっている」と主張した。

中国のソーシャルメディア「微博(ウェイボ)」では5日、外務省のBBC批判がトップトレンド入り。

同省の趙立堅報道官は「BBCは『口の悪い放送協会(Bad-mouthing Broadcasting Corporation)』になるべきではない」とツイート。BBCの正式名称は英国放送協会(British Broadcasting Corporation)だ。

BBCは大半の主要な西側報道機関と同様、中国で放送をブロックされている。

一部ではCGTNの放送免許取り消しに対抗してBBCを追放するよう呼び掛けられている。

BBCを巡っては、新疆ウイグル自治区を巡る3日の報道でも批判を受けている。報道によると、同自治区のウイグル族といったイスラム教徒向けの収容施設にいる女性がレイプや拷問にさらされている。

中国外務省は報道について、事実に基づいていないと指摘。5日付の環球時報は論説で、「(BBCは)ジャーナリストとしての倫理観に深刻に反した」とした。

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