October 19, 2015 / 5:32 AM / in 4 years

英国の対中関係強化は先見的な選択、南シナ海「混乱望まず」=習主席

 10月18日、中国の習近平国家主席(写真)は、19日からの訪英を前にロイターの書面インタビューに応じ、中国との経済関係を強化するとの英国の方針を評価した。9月撮影(2015年 ロイター/Carlo Allegri)

[18日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は、19日からの訪英を前にロイターの書面インタビューに応じ、中国との経済関係を強化するとの英国の方針を評価した。

習主席は「英国は中国に対して最も開けた西側の国になると表明した。これは英国の長期的利益に完全に一致する、先見的かつ戦略的な選択だ」と歓迎。また今回の訪英を通じて両国関係が「黄金時代」に入ることを望むとした。

習主席は中国経済の減速に言及し、「海外市場と密接につながっていることから、中国も軟調な世界経済の影響を必然的に受ける。われわれは自国経済に対する懸念を抱えており、懸命に対処している」と強調。「途上国を中心にあらゆる国に影響を与える世界経済の減速も懸念している」とした。

このほか、これまで打ち出してきた金融緩和や、人民元切り下げを含む8月の為替レート調整について、リスクの低減につながったと説明。「開放的で透明性の高い資本市場の開拓に向け、法に則った市場志向型の金融改革を強化していく」と述べた。

一方、他国と領有権を争う南シナ海については「昔から中国の領海だ」とし、「主権や関連する権利、権益の侵害を認めない」と主張した。その上で「(南シナ海の)不安定な状況を望んでいない。まして混乱を生じさせる当事者にはならない」とした。対話を通じた対立解消と航行の自由の確保に注力するとの方針を示した。

英国は中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)で、欧米諸国の中でいち早く参加を表明。参加表明時には「AIIBに創設時から加わることで、わが国およびアジア地域の投資と成長のため、無類の機会を創出することができるだろう」と説明した。またオズボーン英財務相は先月に中国を訪れ、英国への投資を呼び掛けた。

習主席は4日間の日程で英国を訪問する。中国国家主席が国賓として訪英するのは2005年の胡錦濤氏以来10年ぶりとなる。習主席と彭麗媛夫人はバッキンガム宮殿に宿泊する。

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