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天安門事件などの論文、中国からの閲覧遮断を英ケンブリッジ大が撤回
2017年8月22日 / 00:37 / 3ヶ月前

天安門事件などの論文、中国からの閲覧遮断を英ケンブリッジ大が撤回

[北京/ロンドン 21日 ロイター] - 英ケンブリッジ大学の出版事業を手掛けるケンブリッジ大学出版局(CUP)は21日、中国政府の要請により中国国内で閲覧ができないようにした天安門事件などの論文について、再度閲覧ができるようにした。

 8月21日、英ケンブリッジ大学の出版事業を手掛けるケンブリッジ大学出版局は、中国政府の要請により中国国内で閲覧ができないようにした天安門事件などの論文について、再度閲覧ができるようにした。写真は北京の天安門広場、2015年12月撮影(2017年 ロイター/Damir Sagolj)

CUPは先週、中国当局の要請を受け、天安門事件や文化大革命、チベット問題などに関する300の論文と書評への中国からのアクセスをブロックした。

閲覧ができなくなった論文や書評は、CUPが1960年代から出版している学術誌「チャイナ・クォータリー」に掲載されている。この学術誌は、中国当局が神経をとがらせているトピックを多くカバーしている。

CUPは、中国当局の要請に応じたことについて、今後も中国国内で他の学術資料にアクセスできるようにするためと説明。このCUPの動きについて、学術界からは学問の自由に対する侮辱だとの批判が噴出していた。

中国国営のタブロイド、グローバル・タイムズは、「中国のやり方」が気に入らないなら中国から出て行くべきだと反論した。

CUPと「チャイナ・クォータリー」の編集者ティム・プリングル氏は21日、問題となっていた資料をサイトに再度掲載するという決定を確認。プリングル氏は「質の高い出版物へのアクセスは、学術研究において非常に重要だ。そうしたアクセスを阻止することは、CUPのように世界的に評判が高い出版社の役目ではない」と語った。

CUPは「閲覧できなくする措置は一時的なものだ」と説明し、「学問の自由は最も重要な原則で、CUPはそれを基礎としている」との声明を発表した。

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