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[北京/上海 30日 ロイター] - 中国生態環境省の李高気候局長は30日、米国との貿易戦争によって中国は温室効果ガス排出削減目標の達成が危うくなっているとの認識を示した。
同局長は記者団に「米中貿易戦争などの外的要因が世界経済にマイナスの影響と不確実性をもたらし、中国の気候変動への取り組みも一段と困難になっている」と指摘した。
中国は2030年ごろまでに温室効果ガスの排出量を減少に転じさせると約束している。また来年の環境政策の見直しでは「可能な限り最も野心的な」方針を示すとしていた。