[北京 11日 ロイター] - 中国の新興コーヒーチェーン「ラッキン(瑞幸)コーヒー」は11日、シンガポール政府投資公社(GIC)[GIC.UL]などから2億ドルを調達したことを明らかにした。企業価値は10億ドルと評価されている。
ラッキンは今年開業したばかりだが、5月時点で既に、中国の13都市に525店舗を展開。ネット注文による配達サービスを売りとしており、低価格と短い配送時間で顧客獲得を図ってきた。
ラッキンの銭治亜最高経営責任者(CEO)は文書で、調達した資金は商品調査、技術革新、事業開発に充てると述べた。
ラッキンは新興企業ながら、米コーヒーチェーン大手スターバックス(スタバ)(SBUX.O)に照準を合わせて攻勢をかけている。一方、スタバの中国事業はここにきて急減速している。