[上海 6日 ロイター] - 中国の国産狭胴型ジェット旅客機「C919」が、今年前半に初飛行を行う計画であることがわかった。国営メディアが6日、報じた。
中国の共産党機関紙、人民日報によると、同機は初飛行の準備を開始し、搭載システムの設置もほぼ完了したという。
同機を開発する中国の国有中国商用飛機(COMAC)[CMAFC.UL]の設計・研究センターの専門家は、新華社によると、機器や部品などの「すべての試験を実施した」と語った。
C919の初飛行は2014年以来、少なくとも2回延期された。中国東方航空600115.SS0670.HKが初納入先で、COMACによると、23社から570機を受注したという。
中国は、旅客数156─168人の同機を米ボーイングBA.Nの737型機や欧州航空機大手エアバス・グループ AIR.PAのA320型機に対する競合機としたい考え。
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