[北京 29日 ロイター] - 中国の保健当局である国家衛生健康委員会は29日、高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種強化に向けた通知を出したと発表した。
80歳以上のワクチン接種率を上げる取り組みを強化するほか、高齢者の基本的なワクチン接種からブースター接種までの期間を3カ月に短縮する。
サービスを最適化し、ワクチン接種用車両などによる容易なアクセスを実現。また、高齢者のワクチン接種へのためらいを解消するため、重症化や死亡を防ぐワクチンの利点を宣伝するキャンペーンも開始するという。
公式データによると、60歳以上で2回の接種を受けた人の割合は11月に86.4%と、8月の85.6%から上昇。ブースター接種率は同期間に67.8%から68.2%に上昇した。
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