June 16, 2014 / 11:13 AM / 5 years ago

中国の社債発行高が14兆ドルに、米国抜き世界最大規模=S&P

6月16日、S&Pは、中国企業による社債発行残高が昨年末に14兆2000億ドルとなり、世界最大になったと明らかにした。北京で1月撮影(2014年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[香港 16日 ロイター] - 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、中国企業による社債発行残高が昨年末に14兆2000億ドルとなり、米企業の13兆1000億ドルを抜き、世界最大になったと明らかにした。予想よりも1年早く米国を上回ったという。

S&Pはまた、中国が2018年までの5年間で、世界の社債を通じた資金需要の3分の1を満たすことになると予想。同国を含むアジア太平洋地域については、世界の60兆ドルに上る資金需要の半分を賄うことになると見込んでいる。

同期間の世界の社債発行残高は72兆ドルとみられ、そのうち半分以上がアジア太平洋地域での発行と予想している。

S&Pによると、中国では社債の25─33%がシャドーバンキング(影の銀行)部門で発行されており、これは世界に悪影響を与える可能性があるという。

「世界の社債の10%もが中国の非公式銀行部門が縮小するリスクにさらされていることを意味する」と指摘し、その規模を4兆─5兆ドルと推定した。

S&Pの財務リスクの傾向を測る尺度によると、中国企業のキャッシュフローとレバレッジは世界で最悪の水準にある。特に不動産と鉄鋼業界に懸念が引き続きあるとし、鉄鋼業界での債務不履行(デフォルト)は今後増えるとの見通しを示した。

S&Pは世界の社債発行で中国が占める割合が高くなっていることに触れ、「財務リスクの拡大は世界的な企業リスクの増大につながっている」とした。

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