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アングル:中国企業の債務水準、過去最悪圏で推移

[24日 ロイター] - 中国では今年、企業が新型コロナウイルスのパンデミックを乗り切るために大規模な資金調達をしたため、債務水準が過去最悪圏で推移している。

11月24日、中国では今年、企業が新型コロナウイルスのパンデミックを乗り切るために大規模な資金調達をしたため、債務水準が過去最悪圏で推移している。上海の金融街で1月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

同国企業は近年、債務への行き過ぎた依存を減らす取り組みをしてきたが、そうした努力の成果が一定程度、帳消しになってしまっている。

ロイターが中国の上場非金融企業で時価総額1億ドル以上の2087社を分析したところ、9月末時点の債務総額はおよそ2兆7600億ドルで、前年同期比約12.5%増と過去1年で最も大幅な伸びだった。過去最悪だった6月末の2兆8000億ドルをわずかに下回るだけの水準だ。

国際金融協会(IIF)によると、世界の債務総額は年末までに過去最悪の277兆ドルに達する見通しで、中国の第3・四半期の債務の対国内総生産(GDP)比は335%。

中国国有企業(SOE)の積極的な資金調達も今年は目立っており、CSIセントラルSOE100指数の金融を除く構成企業75社の債務総額は四半期で見て前年同期比10.2%増と、3四半期ぶりの伸びになった。

ただ足元で、有名国有企業数社がデフォルトを起こしたことで、多額の債務を巡る不安が再燃している。ここ数週間では、国有石炭会社の永城煤電控股集団、独BMWの合弁相手の親会社である華晨汽車集団、国有半導体メーカーの清華紫光集団などが相次いでデフォルトになった。

リフィニティブのデータに基づくと、中国の非金融企業は来年末までに少なくとも8130億ドル相当の債務が返済期限を迎える。

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