October 4, 2018 / 2:46 PM / 11 days ago

アップルとアマゾン、中国のハードウェア攻撃報道を否定

[4日 ロイター] - 米アップル(AAPL.O)とアマゾン・ドット・コム(AMZN.O)は4日、両社のコンピュータシステムに、中国情報機関が悪意あるチップを組み込んだとするブルームバーグの報道を否定した。

 10月4日、米アップルとアマゾン・ドット・コムは、両社のコンピュータシステムに中国情報機関が悪意あるチップを組み込んだとするブルームバーグの報道を否定した。9月撮影(2018年 ロイター)

ブルームバーグが、アマゾンとアップルが個別に出した声明を公表した。

ブルームバーグ・ビジネスウイークは、17人の匿名の情報機関関係者や企業関係者の話として、中国のスパイが約30社の企業や米政府機関が使用する機器にチップを組み込み、中国政府が内部ネットワークにアクセスできるようにしたと伝えた。

ロイターはアップルやブルームバーグ、米連邦捜査局(FBI)、米国土安全保障省のコメントは得られていない。

中国外務省のコメントも得られていない。中国政府はかねてより、西側企業へのサイバー攻撃説を否定している。

ブルームバーグは、中国人民解放軍の部門が悪質なチップを埋め込み、コンピューターハードウェアメーカー、スーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI.PK)の供給網に入り込ませたと報道。価値ある商業上の秘密や政府ネットワークを狙った作戦とみられている。

スーパー・マイクロはブルームバーグに対し、報道された問題を把握していないと答えたという。

スーパー・マイクロは声明で「政府の調べには常に協力するが、今回の問題に関する調査について把握しておらず、この件で政府機関から連絡を受けたこともない」と説明。「この種の問題で顧客が当社を供給業者から外した事例も認識していない」とした。

同社は、ハードウェアに使うネットワーキングチップや関連ソフトウエアを自前で設計、製造せず、主要なネットワーキング企業から調達したとしている。

ブルームバーグは、アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)が2015年にエレメンタル・テクノロジーズが製造したサーバーを調べた際、悪意あるチップを発見したと報じた。

同報道によれば、スーパー・マイクロが組み立てたエレメンタルのサーバーで、設計にないマイクロチップが見つかった。アマゾンは米当局に通報。当局は攻撃者がこれらサーバーを使ってネットワークに侵入する秘密のドアを設けることが可能になったと断定したという。

アマゾンはブルームバーグの取材に、「悪意あるチップあるいはハードウエアの改造といった主張を裏付ける証拠は見つけていない」と答えたという。

ブルームバーグはまた、アップルが2015年、購入したサーバーで悪質なチップを見つけ、問題と関係がない理由で16年にスーパー・マイクロとの事業を停止したという、匿名の内部関係筋3人の話を伝えた。

アップルは報道の「実質すべての面」に意義を唱えたとし、「悪意あるチップ、ハードウエアの操作、サーバーに意図的に植えつけた脆弱性を一切発見していない」と説明した。

*内容を追加しました。

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