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中国社債市場に信用不安、国有企業債のデフォルト相次ぐ

 中国の社債市場で信用不安が広がっている。写真は人民元紙幣。上海で2011年1月撮影(2020年 ロイター/Carlos Barria)

[上海 13日 ロイター] - 中国の社債市場で信用不安が広がっている。国有企業の社債のデフォルトが相次いでいるためで、複数のトレーダーは13日、中国の銀行や資産運用会社が保有する国有企業の社債を売っていると指摘した。

トレーダーや関係筋によると、国有銀行が国有企業が発行した債券の保有を減らしている。数行はしばらく前に保有を圧縮し始めたという。

4大国有銀行の一行の関係者は「当行のリスク管理部門は8月下旬に発行体のリスクを作成し、行内に警告を発していた。最近デフォルトした企業はすべてそのリストにあった」と話す。「市場のルールを尊重しなければ、すべての地方政府の信頼性を破壊することになる」と指摘した。

中国国有セクターの債務問題はかなり前から懸念されていた。しかし投資家は、国有企業の債券には地方政府の暗黙の保証がついているとみなし、利回りに妙味を見出した。

今週の売りの引き金となったのは、国有石炭会社、永城煤電控股集団のデフォルト。発行後1カ月足らずで元本と利息の支払いができないと表明した。また名門の清華大学が出資する国有半導体メーカー、清華紫光集団が、有力格付け会社、中誠信国際信用評級(CCXI)から債務返済を巡るリスクを指摘されて上海上場株が急落し、取引が一時停止された。

10月末には、独自動車大手BMWBMWG.DEの合弁相手の親会社、華晨汽車集団の社債がデフォルトした。

清華紫光集団の2024年1月償還債価格CN155169=SS(クーポン=5.11%)は12日に約37%急落し、13日も7.5%下落した。

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