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中国、今年下半期の経済成長率は7%と予想=人民銀総裁
2017年10月16日 / 01:32 / 1ヶ月後

中国、今年下半期の経済成長率は7%と予想=人民銀総裁

[上海/北京 16日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は、今年下半期の中国経済の成長率は上半期から加速し、7%に達するとの見通しを示した。

 10月16日、中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は、今年下半期の中国経済の成長率は上半期から加速し、7%に達するとの見通しを示した。写真は北京で2013年11月撮影(2017年 ロイター/Jason Lee)

総裁は15日にワシントンで開かれた、各国当局者や有識者などで構成される「グループ・オブ・サーティ(G30)」の会合で発言。人民銀が発言内容をウェブサイトに掲載した。

これによると、総裁は「中国の経済成長率は過去数年間に減速したが、今年は回復しており、上半期のGDP(国内総生産)伸び率は6.9%となった。下期は7%を達成する可能性がある」と発言。成長のけん引役は主に、増加する家計消費だと語った。

多くのエコノミストは、借り入れコストの上昇、不動産購入制限や政府の大気汚染対策に伴う冬季の工場閉鎖などで、今後数カ月の経済成長は鈍化すると予想している。

中国の第3・四半期GDP統計は19日公表される見通し。第3・四半期GDP伸び率のエコノミスト予想平均は6.8%。

中国政府は今年の成長率目標を6.5%程度に設定している。

周総裁が今回示した見通しは、今年通年の成長率が約6.95%となり、目標を達成するほか、2015年と16年の成長率を上回る可能性も示唆している。

有力シンクタンクの中国国際経済交流センター(CCIEE)の副首席エコノミスト、Xu Hongcai氏は「下半期の成長率は鈍化するだろう。7%達成がかなり有望とは思わない。投資と消費の伸びは減速しており、貿易も上半期ほど堅調とはならない見込みだ」と述べた。

総裁はまた、中国は今後もシステミックリスクを回避し、ファンダメンタルズを健全かつ安定した状態に維持することが可能との認識を示した。

いわゆるシャドー・バンキングのリスクは一部後退し、不良債権は比較的低い水準にとどまっていると指摘した。

香港のANZの中国担当首席エコノミスト、レイモンド・ヨン氏は、当局の資金供給は投機資金より実際の投資にまわりつつあるが、高い融資の伸びに注意を払う必要があると警告。「融資の伸びがかなり大きい時には、資金の向かい先に細心の注意を払うべきだ」と述べた。

*内容を追加しました。

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