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アジア、中国発の通貨戦争に直面していない=ADB総裁
January 8, 2016 / 4:04 AM / in 2 years

アジア、中国発の通貨戦争に直面していない=ADB総裁

[マニラ 8日 ロイター] - アジア開発銀行(ADB)の中尾武彦総裁は8日、アジアは中国発の通貨戦争に直面していない、と述べた。マニラで外国人記者団に語った。

 1月8日、アジア開発銀行の中尾武彦総裁は、中国の財政状況は堅調でインフレ率は抑制されているとし、同国が景気刺激策を実施する余地があるとの考えを示した。写真はマニラ圏で2014年11年撮影(2016年 ロイター/Erik De Castro)

中尾総裁は、これまでの人民元CNY=CFXS相場の下落について、市場実勢を反映したものだとし、「人工的な介入」によるものではない、と主張。「彼らは介入しない。だから下落が加速している」と述べた。

このところの人民元相場の下落を背景に、ほかのアジア諸国は輸出競争力を維持するため、自国通貨安に誘導する圧力にさらされている。

総裁は「非常に急激な下落が起これば市場のボラティリティーが大きくなり、他国も追随するかもしれない。既に通貨を下落させた国もある。しかし、これが通貨戦争だとは考えていない」としている。

中国の経済については、大幅な鈍化の可能性を否定。財政状況は堅調でインフレ率も抑制されていることから、刺激策を講じる余地があると指摘。総裁は「成長が低迷しても、刺激策の余地がある」と述べた。

その上で総裁は、中国の経済成長率について、2015年を6.9%、今年を6.7%としているADBの予想をあらためて確認した。

*内容を追加します。

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