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世界の債券ETF、1─3月は純資産残高が19年ぶり大幅減

 4月8日、世界の債券ETF(上場投資信託)の純資産残高が第1・四半期に少なくとも19年ぶりの大幅な減少を記録した。写真は台北で2010年11月撮影(2021年 ロイター/Nicky Loh)

[8日 ロイター] - 世界の債券ETF(上場投資信託)の純資産残高が第1・四半期に少なくとも19年ぶりの大幅な減少を記録した。新型コロナウイルス禍からの早期の回復期待やインフレ観測を背景に、各国市場で債券利回りが上昇した。

リフィニティブのデータによると、リッパーが調査している世界の債券ETF1719本の純資産総額は3月末時点で1兆4800億ドルと、昨年12月末の1兆5300億ドルから減少した。

四半期として約520億ドルの落ち込みは、統計を開始した2002年9月以来の大きさとなる。

iシェアーズiBoxxドル建て投資適格級社債ETFは純資産残高が130億ドル以上減り、iシェアーズ米国債20年超ETFとiシェアーズiBoxxドル建てハイイールド社債ETFはそれぞれ40億ドル超の減少となった。

世界の債券ETFは昨年、米連邦準備理事会(FRB)による前例のない刺激策や他の主要中銀による新型コロナ対応で債券価格が上昇する中、資産規模が拡大した。

リフィニティブのデータによると、今年第1・四半期の債券ETFへの資金流入は478億ドルと、1年ぶり低水準にとどまった。

ロイターが3月に実施した調査では、市場関係者の間で今後3カ月以内に債券市場で再び売りが膨らむとの見方が多いことが分かった。ただ、国債利回りが一本調子で上昇するとの見方は少数にとどまった。

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