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中国外貨準備、6月予想以上に減少 ドル相場次第で3兆ドル割れも

 中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した6月の外貨準備は565億ドル減の3兆0710億ドルだった。写真は中国の国旗。北京で2019年5月撮影(2022年 ロイター/Jason Lee)

[北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した6月の外貨準備は565億ドル減の3兆0710億ドルだった。

ドルが主要通貨に対して上昇する中、予想以上の減少となった。

ロイターがまとめた市場予想は3兆1130億ドル。5月は3兆1280億ドルだった。

外貨準備は今年上半期に1789億ドル減少。3兆ドルの節目に近づいている。この水準を下回れば2017年初め以来となる。

国家外為管理局は声明で、6月の外貨準備が1.8%減少したことについて、主にバリュエーション効果を反映したものだと説明。インフレと経済成長の見通しに対する懸念でドルが上昇し、国際資産価格が急落した。

同局は「現在、世界経済の成長は減速し、インフレは高止まり、国際金融市場のボラティリティーは上昇している。外部環境はより複雑で厳しくなっている」とした上で、中国の回復力のある経済ファンダメンタルズと長期的な潜在成長力を背景に外貨準備はおおむね安定するとの見方を示した。

みずほ銀行のチーフアジア外為ストラテジスト、ケン・チュン氏は、外貨準備が3兆ドルを下回るかどうかは「ドルがさらに強くなるかどうかにかかっている」と指摘。6月の減少分のうち、バリュエーション効果は314億ドルと推計している。

人民元は6月に対ドルで0.4%下落。ドル指数は2.9%上昇した。

6月末時点の金準備は6264万トロイオンスと前月末から変わらず。ドル建てでは1138億2000万ドルと、前月末の1151億8000万ドルから減少した。

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