November 15, 2018 / 5:15 PM / a month ago

独政府のGDP予想、7─9月マイナス成長で達成困難=主要経済研

[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツの主要経済研究所は15日、ドイツ政府の今年の成長率予想の1.8%について、第3・四半期が2015年以来のマイナス成長だったことを踏まえ、もはや達成不可能との見解を示した。

連邦統計庁が14日に発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%減と、2015年第1・四半期以来のマイナス成長となった。世界的な貿易摩擦などの影響で、成長けん引役の輸出が低迷した。

キール大学世界経済研究所(IFW)のステファン・クーツ氏は「今年1.8%の成長を達成するには第4・四半期が(前期比)1.3%成長とならなければならない」と指摘し、政府の予想の達成は難しいとの見方を示した。

ドイツ経済研究所(DIW)のクラウス・ミケルセン氏もクーツ氏と同じく、第4・四半期の成長率が1.3%にならなければ年間で1.8%の成長率は達成できないとし、「回復が期待されているが、その通りになれば驚き」と述べた。

Ifo経済研究所は、第4・四半期の成長率が0.4%で、18年は1.5%程度になると予想した。

ドイツ政府は今年と来年の成長率を1.8%と予想している。Ifoのティモ・ボルマーショイザー氏は、来年1.8%成長を達成するためには第1・四半期の成長率が0.6%程度になる必要があると指摘したが、今年の業況悪化を踏まえると、来年が力強いスタートになるとは考えにくいと述べた。

欧州中央銀行(ECB)が政策正常化に動こうとしている時に、ドイツなどの失速で、5年にわたる景気拡大が終わりを迎えるのではないか、との観測がでている。

しかしオランダ中銀のクノット総裁は、ユーロ圏経済の低迷は、ECBが政策方針を変更しなければならないほど深刻でないと述べている。

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