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中国新築住宅価格、8月は前月比+0.2%に小幅鈍化 「転換点」か
2017年9月18日 / 03:48 / 1ヶ月前

中国新築住宅価格、8月は前月比+0.2%に小幅鈍化 「転換点」か

[北京/香港 18日 ロイター] - 中国国家統計局が発表したデータによると、8月の中国主要70都市の新築住宅価格は前月比で平均0.2%上昇し、7月の0.4%から伸びが小幅に鈍化した。

 9月18日、中国国家統計局が発表したデータによると、8月の中国主要70都市の新築住宅価格は前月比で平均0.2%上昇し、7月の0.4%から伸びが小幅に鈍化した。北京で8月撮影(2017年 ロイター/Jason Lee)

投機的な需要を抑制すべく当局が規制を強化する中、価格が下落あるいは安定化する都市が増えた一方、大幅な調整や経済に打撃を与える兆候は見られておらず、住宅価格の底堅さが浮き彫りになった。

アナリストによると、統計局が住宅市場の過熱を指摘している15都市すべてで3年ぶりに月間ベースの価格上昇がとまった。

不動産会社センタラインのシニアアナリストは、リサーチノートで「1級都市(ティア1)と2級都市(ティア2)の転換点が現れた」と指摘した。

Gransing Securitiesの投資戦略ディレクターは「今回のデータを受けて投資家の安心感がやや高まった」と指摘。「市場は住宅価格の上昇が続いた場合、中国が抑制策を強化するのではと懸念していた。現行の政策の効果が見られ、その懸念が後退した」と述べた。

主要70都市の過半数では依然として新築住宅価格が前月比で上昇したものの、その数は7月の61都市から52都市に減少した。

深センの新築住宅価格は前年比1.9%下落し、2015年3月以来のマイナス。前月比では0.4%の下落で、マイナス幅が前月の0.2%から拡大した。

一方、上海と北京の新築住宅価格は、前年比でそれぞれ2.8%上昇、5.2%上昇となった。前月比では、両都市とも変わらずだった。

ただ、データでは投機的な動きが小規模都市に引き続き広がっていることが示された。

統計局のデータによると、南部・広西チワン族自治区にある3級都市(ティア3)の桂林が、8月新築住宅価格の上昇率トップ(1.1%上昇)となった。

3級都市の新築住宅価格は8月に平均よりも大幅な0.4%の上昇となった。ただ7月の0.6%上昇からは伸びが鈍化した。

中国では都市ごとに住宅政策を導入しているため、購入規制のない小規模都市の多くで住宅価格が大幅に上昇する半面、大都市の多くでは住宅価格が前月比で横ばいか、小幅に下落するという傾向が見られる。

統計局のデータを基にロイターが算出したところでは、8月の新築住宅価格は前年比では8.3%上昇した。7月は9.7%上昇だった。

*内容を追加して再送します。

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