September 27, 2018 / 2:56 AM / 24 days ago

中国工業部門企業利益、8月は前年比+9.2% 3月以来の低い伸び

[北京 27日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した8月の中国工業部門企業利益は、前年比9.2%増の5196億9000万元(755億8000万ドル)となり、4カ月連続で伸びが鈍化した。

 9月27日、中国国家統計局が発表した8月の中国工業部門企業利益は、前年比9.2%増の5196億9000万元(755億8000万ドル)となり、4カ月連続で伸びが鈍化した。写真は河北省で昨年12月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

3月以来の低い伸び。7月は16.2%増だった。

キャピタル・エコノミクスのアナリストらは8月の伸びを15.5%と予想していた。

統計局によると、増益率の鈍化は、売り上げと生産者物価の伸び悩みが背景。米国との貿易摩擦が激化する中、中国の内需を巡る懸念が一層強まりそうだ。

今月10日に発表された8月の生産者物価指数(PPI)上昇率は、前年比4.1%に減速した。[nL3N1VW1PE]

業種別では、鉱山・金属生産といった上流部門や国有企業が引き続き利益の伸びをけん引したものの、伸び自体は8月に鈍化した。

中国国有企業の工業部門利益の伸びは1─8月で26.7%と、1─7月の30.5%から減速した。

ムーディーズは25日公表した報告書で、米国の対中追加関税の影響を直ちに受けるセクターとしてコモディティー(商品)関連と部品製造を挙げ、電子機器、家電、家具、自動車部品が特に影響を受けると分析した。

米国は24日、2000億ドル相当の中国製品に対する新たな関税を発動し、中国も600億ドル相当の米国製品を対象に報復関税を発動した。[nL4N1WA599]

チャイナ・ベージュブック・インターナショナル(CBB)の最新四半期調査も、7─9月期の売上高と利益の伸びがともに前の期から鈍化したことを示唆。利益率が改善したのは小売りとコモディティーセクターのみだった。

ただCBBは一方で、中国経済は減速しているものの、「多くが考えているほど極端には弱くない」との見方も示した。

中国工業部門企業利益は1─8月期の累計では前年比16.2%増の3兆9000億元。1─7月は17.1%増だった。

工業部門の債務は8月末時点で前年比6.6%増加し、62兆8000億元に。7月末時点では6.5%増加していた。

*内容を追加しました。

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