December 27, 2018 / 2:44 AM / 5 months ago

中国工業部門企業利益、11月は前年比-1.8% 約3年ぶりに減少

[北京 27日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した11月の中国工業部門企業利益は前年比1.8%減少し、5948億元(約863億ドル)だった。2015年12月以来約3年ぶりのマイナスとなった。国内外の需要鈍化が背景で、中国経済へのリスクが高まっていることが示された。

 12月27日、中国国家統計局が発表した11月の中国工業部門企業利益は、前年比1.8%減少し、5948億元(863億6000万ドル)だった。2015年12月以来約3年ぶりのマイナスとなった。写真は4日天津にある工場の生産ラインで撮影(2018年 ロイター)

10月は前年比3.6%増加していた。

1─11月の中国工業部門企業利益は11.8%増の6兆1000億元。1─10月の13.6%増から伸びが鈍化した。

統計局は、売り上げの伸びや生産者物価上昇率の鈍化、コスト増大が企業利益減少の主な要因になったとしている。

エコノミストは、企業利益が来年さらに悪化するとみている。需要鈍化で工業製品の価格の伸びが抑制され、利益を圧迫するという。デフレリスクを指摘するエコノミストもいる。

河南省に拠点を置くTianming Groupの会長は、ロイターに対し「(来年は)生き残ることが当社にとって最重要課題だ。投資には一段と慎重になるだろう。より潤沢なキャッシュフローを維持し、待ち構える厳しい日々に備えることも必要だ」と語った。同社はヘルスケア、建設、金融事業を手掛けている。

1─11月の工業部門の国有企業の利益は16.1%増の1兆8000億元で、1─10月の20.6%増から伸びが鈍化した。

石油掘削や石炭・金属鉱業など上流部門が1─11月も利益の伸びの大部分を占めたが、その勢いは11月に鈍化した。

石油・天然ガス採掘事業の利益は1─11月に333%増と、1─10月の371%増から伸びが減速した。

11月末時点の工業部門企業の負債は前年比5.8%増の64兆6000億元。10月末時点は前年比5.9%増だった。

*内容を追加しました。

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