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中国工業部門企業利益、4月は前年比57%増 商品高で伸び鈍化

 中国国家統計局が27日に発表した4月の工業部門企業利益は、前年同月比57%増の7686億3000万元(1202億2000万ドル)となった。浙江省杭州で昨年2月撮影(2021年 ロイター/CHINA DAILY)

[北京 27日 ロイター] - 中国国家統計局が27日に発表した4月の工業部門企業利益は、前年同月比57%増の7686億3000万元(1202億2000万ドル)となった。

高水準のコモディティー(商品)価格や消費財セクターの業績低迷が製造業全体の利益を圧迫する中、伸び率は3月の92.3%から鈍化した。

1─4月は前年同期比106%増の2兆5900億元だった。昨年初めは新型コロナウイルス流行に関連して企業活動が不振だった。

国家統計局の朱虹氏は発表文で「企業業績の改善は依然まだら模様だ」と指摘。「一部消費財業界の利益率は新型コロナ流行前の水準にまだ回復していない。コモディティーの高価格と相まって、中流および下流産業の生産とオペレーションに対する圧力が増している」とした。

国家統計局のデータによると、1─4月は化学製品や金属加工企業の利益が前年同期比で高い伸びを示した。非鉄金属精錬・プレス加工業界は484%増益。合成繊維製造業界は650.2%増益だった。

INGの大中華圏担当チーフエコノミスト、アイリス・パン氏は、金属加工セクターの利益の伸びは金属価格上昇が後押ししていると指摘。「しかし、政府が高水準のコモディティー価格を取り締まる中、この良き時代は続かないかもしれない」と語った。

また、アジアの新型コロナ流行の行方が不透明となる中、衣類・織物製造セクターの利益低迷は依然として緩やかな世界の経済回復を反映しているとの見方を示した。

4月末時点の工業部門企業の負債は前年比8.6%増。伸び率は3月末時点の9.0%から鈍化した。

工業部門企業利益データは主要事業の年間売上高が2000万元を超える大手企業を対象としている。

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