July 23, 2019 / 3:46 AM / a month ago

中国、今年の工業生産伸び率目標達成には多大な努力必要=工業省

[北京 23日 ロイター] - 中国工業情報省は23日、保護貿易主義が輸出を圧迫し中国経済の先行きに影を落とす中、今年の工業生産伸び率目標を達成するには「多大な努力」が必要になるとの認識を示した。

 7月23日、中国工業情報省は、保護貿易主義が輸出を圧迫し中国経済の先行きに影を落とす中、今年の工業生産伸び率目標を達成するには「多大な努力」が必要になるとの認識を示した。写真は河北省にある製鉄工場で2017年2月撮影(2019年 ロイター/Thomas Peter)

同省の辛国斌次官は北京で開いた記者会見で、同国の工業セクターで進行中の改革や再編が、さらなる難題となっていると指摘した。

同省は記者会見で配布した発表文の中で、上向きのモメンタムと下押し圧力がともに存在する中、今年下半期には好ましい要因と好ましくない要因が作用し始めるだろうと指摘した。

米国との貿易摩擦を背景に国内外で需要が減退した結果、中国の国内総生産(GDP)は第2・四半期は前年同期比6.2%増と、少なくとも27年ぶりの低成長に減速した。中国政府は、6─6.5%としている2019年の経済成長率目標は依然として達成可能としており、経済活動を押し上げるための刺激策を打ち出し続けている。

中国は2019年の工業生産伸び率目標を5.5─6.0%としている。

工業生産は5月は前年比5.0%増と17年ぶりの低い伸びに落ち込んだが、6月は6.3%増に持ち直した。それでも、米中貿易問題が解決されず、製造業の調査で新規受注が引き続き減少していることが示される中、工業生産の回復が持続するのかどうか疑問視する声もある。

辛次官は、工業生産は上期は6%増加したと指摘する一方、工業製品の輸出の伸びが大幅に鈍化する中、生産の安定化という問題をなお抱えていると語った。

貿易摩擦により、中国内外の一部メーカーは生産能力を近隣諸国に移し、中国国外でサプライチェーンを再構築せざるを得なくなっている。

次官はこの状況について、企業が生産を再配置するのは通常の措置であり、市場のルールに沿っていると述べた。その上で、こうした動きが中国の経済成長や労働市場などに及ぼす影響は全体として管理可能と強調した。

*内容を追加しました。

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