September 10, 2019 / 2:38 PM / 13 days ago

中国、外国機関投資家の資金還流規制を撤廃 外資流入増狙い

[上海/香港 10日 ロイター] - 中国国家外為管理局(SAFE)は10日、外国人投資家が中国国内市場に投資する際のスキームである適格外国機関投資家(QFII)制度と人民元適格海外機関投資家(RQFII)制度の投資枠撤廃を決めたと明らかにした。元安や資本流出を受け、中国政府はさらなる外資誘致を目指している。

米中貿易戦争を受け中国の成長は脅かされており、撤廃はこうした中で発表された。

撤廃されるのはドル建てのQFIIと元建てのRQFII。SAFEは、これにより「海外投資家が中国の国内金融市場により参加しやすくなり、中国の債券・株式市場が海外市場により広く受け入れられるようになる」と述べた。

中国政府は外資流入が増加する資本流出を相殺し、対ドルでは2008年の世界金融危機以来の低水準にある元相場を支援することを望んでいる。

また外資流入は中国の国際収支の押し上げにもつながる。一部のアナリストは、中国が財政収支と経常収支の「双子の赤字」に陥っていると懸念を示している。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの外為戦略グローバル責任者、ウィン・シン氏は、今回の撤廃について「政策当局者が資本流入を促したいと考えている明確なシグナル」とし、「政府が資本流出を強く懸念し、それが強まりかねない措置を回避しようとしているようだ」と述べた。

中国は1月、QFIIの投資枠を3000億ドルに倍増。しかし、8月末までの投資額は1114億ドルにとどまった。

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