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中国人民銀、最優遇貸出金利を13カ月連続で据え置きへ=調査

[上海 19日 ロイター] - ロイターが市場関係者を対象に今週実施した調査によると、中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を13カ月連続で据え置く見通し。

市場関係者24人中22人(92%)は、1年物LPRと5年物LPRが、ともに据え置かれると予想した。

1人は1年物LPRと5年物LPRがともに5ベーシスポイント(bp)引き上げられると予想。残り1人は1年物LPRが5bp引き下げられるとの見方を示した。

現在、1年物LPRは3.85%、5年物LPRは4.65%。

人民銀行は17日、1年物の中期貸出制度(MLF)を通じて金融機関に1000億元を供給。17日に期日を迎える同額のMLF融資のロールオーバーとなった。金利は2.95%で、13カ月連続で据え置いた。

MLFは、人民銀行が銀行システムの期間が長めの流動性を管理する主要な手段の一つとなっており、LPRを予想する手掛かりとなる。

三菱UFJ銀行の中国金融市場担当チーフアナリスト、孫武氏は「先週発表の4月の生産者物価指数(PPI)上昇率は、2017年以降で最高となったが、その後、人民銀行は金融政策報告で中国には長期的なインフレやデフレの根拠はないと表明し、市場に安定した金融政策のシグナルを送った」と述べた。

LPRは当面、据え置かれるとみられているが、住宅価格が上昇し、政府が投機的な売買を取り締まる中、一部の銀行は深センで住宅ローン金利を引き上げている。

人民銀行によると、新規融資の加重平均金利は3月末時点で5.1%と、昨年末の5.03%から上昇。企業向け融資金利と住宅ローン金利は2019年以降で初めて上昇している。

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