[上海 15日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は15日、1年物中期貸出ファシリティー(MLF)を使った予想外の公開市場操作(オペ)を実施し、金融機関に資金を供給した。金利は前回水準で据え置いた。
人民銀行のウェブサイトによると、2000億元(286億ドル)を供給し、金利は3.25%と、前回と同水準。
人民銀行は通常、満期を迎えるMLF融資がある時にMLFで公開市場操作を行うが、この日は、満期を迎えるMLF融資やリバースレポはない。
人民銀行は先週、MLFを通じて4000億元(569億2000万ドル)を供給していた。金利は3.25%と、前回の3.30%から引き下げた。MLF金利の引き下げは2016年初め以来だった。