June 7, 2019 / 5:07 AM / in 3 months

人民元、「多少の柔軟性」が好ましい─人民銀行総裁=通信社

 6月7日、ブルームバーグによると、中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は、中国・世界経済にとって人民元の「多少の柔軟性」が好ましいとの見方を示した。北京の同行本店で3月に撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

[上海 7日 ロイター] - ブルームバーグによると、中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は、中国・世界経済にとって人民元の「多少の柔軟性」が好ましいとの見方を示した。また、米中貿易戦争による元への下押し圧力は「一時的」にとどまると予想した。

元相場に超えてはいけない一線はあるかとの質問に対しては、特定の「数値」が他より重要というわけではないと語った。

総裁は「貿易戦争で人民元には短期的な下落圧力がかかるが、そうしたノイズが消えた後は、人民元は非常に安定した状態を維持し、新興国通貨や兌換通貨と比べても、相対的な力強さを維持する」と指摘。 「人民元が均衡水準の前後で今後も安定推移すると確信している」との見方を示した。

米中貿易摩擦が悪化した場合の政策余地について、「金利、預金準備率そして財政・金融政策で取り得る措置においては大いに余地がある。調節の余地はとてつもなく大きい」と述べた。

8─9日に福岡市で開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中銀総裁会議の合間に予定されるムニューシン米財務長官との会談については、「毎回そうであるように、生産的な会談」になるだろうと見通した。ただ、貿易戦争という問題は「不確実で難しい」と語った。

ブルームバーグは、易総裁の発言には、中国政府が貿易摩擦の悪影響を払拭するために追加の財政刺激策を検討しているという示唆はなかったと伝えた。

総裁は「今年の財政政策は、減税や中央・地方政府間の効率的な財源の分配という点で、恐らく史上最も大規模で強力な財政改革だ」と強調。「状況が多少悪化する場合でも現行の政策措置で対応が可能だが、状況が甚だしく悪化する場合は当局者は議論を開始するだろう。現時点で、そのようなシナリオについては議論していない」と述べた。

*内容を追加しました。

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