January 1, 2020 / 11:15 AM / 7 months ago

中国人民銀、預金準備率を0.5%引き下げ、低迷する景気下支え

[北京 1日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は1日、市中銀行から強制的に預かる資金の比率を示す預金準備率を0.5ポイント引き下げると発表した。銀行の貸出余力を増やし、減速する経済を下支えする。

人民銀のウェブサイトによると、適用は6日から。大手銀行の準備率は12.5%に低下する。

準備率の引き下げは2018年初め以降8回目。経済成長のペースがここ30年近くで最も鈍化していることから、市中の資金を増やす。今回の引き下げで流動性は8000億元(1149億ドル)増加する。

李克強首相は12月の演説で、中小企業の資金調達コストを低下させる方針に言及。預金準備率の引き下げが近いとの観測が高まっていた。

長期休暇の春節を前に、資金の需給がひっ迫するのを和らげる効果もある。中国では記録的な債務不履行と中小銀行の問題で、金融システムにひずみが生じている。

人民銀はおよそ1200億元が中小の金融機関に回るとし、地方の中小企業に融資するよう強調している。

米中は通商協議の第一弾合意に近く署名する見通しだが、アナリストは中国経済への圧力はそれほど軽減されないと分析している。

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