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WRAPUP 4-中国の9月輸出入が急増、世界的なコロナ行動制限緩和で

(台湾・米国・豪州からの輸入状況などを追加しました)

* ドル建て輸出は前年同月比9.9%増

* 輸入は13.2%増

* 貿易収支は370億ドルの黒字

[北京 13日 ロイター] - 13日に発表された税関データによると、9月の中国のドル建て輸出は前年同月比9.9%増加した。伸び率はアナリスト予想の10%とほぼ同水準となり、8月の9.5%を上回った。貿易相手国が新型コロナウイルスの感染防止策を緩和していることが背景にあり、中国経済の一段の押し上げ要因になりそうだ。

輸入は13.2%増で今年最高の伸びを記録。2.1%減だった8月からプラスに転じ、アナリスト予想の0.3%増も大幅に上回った。

大豆、穀物、半導体、銅、鉄鋼製品などの輸入が増えた。アナリストは内需の回復に支えられて輸入の増加基調が続くと予想している。

台湾からの輸入が35.8%増、米国からの輸入が24.7%増となった一方、オーストラリアからの輸入は9.5%減少した。

モルガン・スタンレー華シン証券のチーフエコノミスト、章俊氏は中国が米国との通商合意に基づいて米国産農産品とエネルギー製品の購入を増やしたことや、米欧で物流サービスが再開したことが中国の輸入増加につながったと分析した。

9月の中国の貿易収支は370億ドルの黒字だった。予想は580億ドルの黒字。8月は589億3000万ドルの黒字だった。

キャピタル・エコノミクスのシニア中国エコノミスト、ジュリアン・エバンスプリチャード氏は「輸入の急増は国内の投資支出が引き続き堅調なこと示している」と分析。「輸出も力強さを保っており、主要な貿易相手国の最近好調な小売売上高のおかげである可能性が高い」とした。

中国の中原銀行の首席エコノミスト、王軍氏は新型コロナ流行が抑え込まれる中、政府の景気支援策が効果を表していることが今回のデータで示されたと指摘。「政府の支援策は投資主導の需要をはじめとする内需を押し上げ、これが輸入を拡大させた」と述べた。

「もう1つの要因は最近の人民元高で、これは輸入と人々の購買力にとって良い」とした。

一方、一部のアナリストは、中国の輸出が近いうちにピークに達する可能性があるとみている。中国製の防護服への需要減退が今後見込まれるほか、今年の大幅減を受けたベース効果が薄れるためとしている。

中国の9月の対米貿易黒字は307億5000万ドル。8月の342億4000万ドルから減少した。

<第3・四半期の人民元建て輸出は前年比+10.2%・輸入は+4.3%>

税関当局が13日に発表した第3・四半期の中国の人民元建ての輸出は、前年同期比10.2%増加した。輸入は前年比4.3%増加した。

1─9月では、人民元建ての輸出は前年比1.8%増、輸入は前年比0.6%減だった。

<中国の1─9月の人民元建て対米輸出、前年比1.8%増>

税関報道官によると、中国の1─9月の対米輸出は、人民元建てで前年比1.8%増加し、米国からの輸入は同2.8%増加した。

記者会見で述べた。報道官によると、中国の米国からの農産物輸入は、1─9月は前年比44.4%増加した。

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