February 1, 2018 / 11:04 AM / 16 days ago

人民銀、対ドルでの元上昇に懸念薄 輸出に影響なら問題=関係筋

[北京/上海 1日 ロイター] - 中国人民銀行(中銀)は、人民元の対ドルでの大幅な上昇についてそれほど懸念していないが、他の通貨に対しても上昇するようだと輸出競争力に影響するため問題となる可能性がある。関係筋やアナリストが明らかにした。

元は対ドルで昨年7%近く上昇、今年も3.5%上昇して2015年8月以来の高値をつけた。

人民銀に近い関係筋は「通貨バスケットに直接ペッグしていることは明白」と述べた。貿易加重ベースの通貨バスケットに対しては元は安定しており、輸出に大きく影響していない。

ただドルだけでなく他の主要通貨に対して上昇するようになると問題だ。別の関係筋は「ドルだけでなく人民元に影響する全ての要因を和らげたい。大きな不均衡がない限り、為替レートを貿易調整の手段として利用することはない」と述べた。

これらの関係筋は政策討議過程に参加しているが、最終決定にはかかわっていない。

貿易加重ベースの人民元指数は最近は上昇しているが、当局からみて依然レンジ内と市場関係者はみている。同指数1月末時点で95.82で、2016年6月以来の高水準。アナリストによると上昇の主因は韓国ウォンの動向だ。

三菱東京UFJ銀行(香港)のグローバル市場調査担当、クリフ・タン氏は「年初時点での私の見方は、当局は94-96のレンジなら問題ないというものだ。このレンジを放れると当局が何らかの形で反応するか見極めたい」と述べた。

別の関係筋は「ドルは依然としてバスケットで最も重要な通貨だが、その重要性は低下している」と述べた。

関係筋の1人は「人民元の上昇をそれほど懸念するべきではない。短・中期的に元上昇の勢いは衰えるだろう。代わって人民元下落を阻止する必要が出てくる」と述べた。

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