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中国、エタノール混合ガソリン供給の義務化計画を中止=関係筋

 1月8日、中国政府は、ガソリン90%にエタノール10%の混合を全国的に義務付ける計画を中止した。国内のトウモロコシ在庫の急減や、バイオ燃料生産能力面での制約が理由だ。写真はカゴに入れられた生育の悪いトウモロコシ。中国雲南省で、2019年7月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[北京 8日 ロイター] - 中国政府は、ガソリン90%にエタノール10%の混合を全国的に義務付ける計画を中止した。国内のトウモロコシ在庫の急減や、バイオ燃料生産能力面での制約が理由だ。事情に詳しい3人の関係者が明らかにした。

中国は2017年9月、供給過剰に悩んでいたトウモロコシ農家の支援策の一環として、20年からエタノール10%混合ガソリンの供給を全国で実施すると発表した。しかし関係者3人の話では、昨年12月下旬に国家発展改革委員会がエタノール生産業者や大手石油会社との協議を踏まえ、既に幾つかの省で実施しているこの計画をそれ以上拡大しないことを決めた。

計画中止は、新たな工場を建設して態勢を整えていた国内生産者だけでなく、中国での需要拡大を期待していた米国やブラジルといったバイオ燃料輸出業者にとっても大打撃だ。中国は米国との第1段階の貿易合意を受け、米国産エタノールの輸入を増やすと見込まれていた。

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