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中国恒大、個人投資家の懸念払拭図る 株価反発

 中国の不動産開発大手、中国恒大集団は、22日夜に社内会議を開催し、会長が幹部に対し、確実な不動産の引き渡しを促したと発表した。写真は同社のロゴ。上海で22日撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[香港/シンガポール 23日 ロイター] - 中国の不動産開発大手、中国恒大集団の許家印主席は、22日夜の社内会議で、同社の理財商品の投資家への償還が最優先事項だと述べたほか、事業再開に向け最善を尽くすと表明した。また、幹部に対し確実な不動産の引き渡しを促した。

休場明け23日午前の香港株式市場で、同社株は一時32%急伸。10.6%高で前場の取引を終えた。

事情に詳しい関係筋は、22日夜の許主席の発言について「市場の安定化を狙ったのは明らかだが、債券保有者にとってはさほど情報はないようだ」と述べた。

また「明確な計画はまだないが、債務はいずれ再編されるだろう」との見方を示した。

OCBC銀行のクレジットアナリスト、エジエン・フー氏は、債務再編の方向に事態が進むとすれば、社会的安定のため理財商品を保有する個人投資家への配慮が優先されるのではないか、と指摘。一方で海外投資家の交渉力は相対的に低いとの見方を示した。

投資会社オスカー・パートナーズ・キャピタルのオスカー・チョイ最高投資責任者(CIO)は、住宅建設や従業員への支払いが止まったままとなり、個人投資家が損失を被ることで社会的緊張が高まるのを恒大は警戒していると指摘した。

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