August 8, 2018 / 5:11 AM / 4 months ago

中国7月ドル建て輸出、米関税発動でも予想上回る伸び

[北京 8日 ロイター] - 中国税関総署が8日発表した7月の貿易統計によると、米国の対中関税発動にもかかわらず、ドル建て輸出が予想外に加速した。対米貿易黒字も依然として高水準にとどまった。

 8月8日、中国税関総署が発表した7月の貿易統計によると、米国の対中関税発動にもかかわらず、ドル建て輸出が予想外に加速した。対米貿易黒字も依然として高水準にとどまった。写真は上海の港で積み上げられたコンテナ。2009年6月撮影(2018年 ロイター/Aly Song)

7月のドル建て輸出は前年比12.2%増と市場予想(10%増)を上回り、6月(11.2%増)から伸びが加速した。

ドル建て輸入も、依然堅調な内需に支えられ前年比27.3%増と予想(16.2%増)を上回り、6月(14.1%増)からも伸びが加速した。銅や鉄鉱石など商品(コモディティー)輸入が前月から増加した。

1─7月の対米輸出は前年同期比13.3%増、米国からの輸入は同11.8%増となった。

1─7月の対米貿易黒字は1616億3000万ドルと、前年同期の1427億5000万ドルから拡大した。

7月の対米貿易黒字は280億9000万ドルで、6月の289億7000万ドルから小幅な縮小にとどまった。

7月の貿易黒字は全体では280億5000万ドルとなり、6月の414億7000万ドルから縮小。予想の393億3000万ドルも下回った。

中国の7月の貿易黒字は対米黒字額を下回る格好となり、米国以外の国に対する貿易収支が赤字であることを示した。

今回の統計は、米国が7月6日に340億ドル相当の中国製品に25%の関税を発動した後の全体的な貿易動向を示した最初のデータとなった。

関税発動にもかかわらず輸出が増加したのは、人民元の下落が影響した可能性がある。

キャピタル・エコノミクスの中国担当シニアエコノミスト、ジュリアン・エバンズプリチャード氏はリポートで「今後数カ月で輸出の伸びは鈍化する見通しだが、主に世界経済の成長減速を反映したものとなり、米国の関税による直接的な影響は最近の人民元下落によって引き続きおおむね相殺されるだろう」と指摘した。

*内容を追加しました。

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