[北京 16日 ロイター] - 中国は金融部門に対する共産党の監視を強化するために新たに2つの監督当局を設立する。国営新華社通信が16日伝えた。
「中央金融委員会」は中国共産党中央委員会の「意思決定、議論、調整機関として機能」し、金融業務に関する中央の指導を強化するとしている。
もう一つの「中央金融工作委員会」は「金融システムにおける党の思想、政治、組織の確立を指導する」ことを目的とする。
国務院金融安定発展委員会は廃止される。2023年末までに中央政府改革の完了を目指すとした。
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