September 4, 2019 / 2:53 AM / 12 days ago

核燃料再処理工場巡る中国とフランスの協議「近く進展」も

 9月3日、中国国家核安全局の劉華局長は、フランスの原子力大手オラノ(旧アレバ)と共同で核燃料再処理工場を立ち上げる計画を引き続き積極的に推進しており、近く進展が見られるだろうと語った。写真はマクロン仏大統領の訪問中、天安門前に掲揚された中国とフランスの国旗。2017年1月撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

[北京 3日 ロイター] - 中国国家核安全局の劉華局長は3日、フランスの原子力大手オラノ(旧アレバ)と共同で核燃料再処理工場を立ち上げる計画を引き続き積極的に推進しており、近く進展が見られるだろうと語った。

フランスは原子力の平和利用における「原子力大国」の1つで、使用済み核燃料を再処理する技術を有する。中国は海外から輸入する核燃料への依存度を低下させるために、フランスから再処理技術を獲得することを目指している。

ただ、ウラン価格が10年ぶりの安値近辺にあることから、再処理の経済的なメリットが薄れており、中国はオラノとの契約締結を先延ばししてきた。

フランスはこれまで、中国との契約規模は100億ユーロ(111億4000万ドル)に上る可能性があるとの推計を示している。

生態環境省の次官も兼務する劉氏は、中国が初めて出した原子力安全に関するホワイトペーパーの記者向けブリーフィングで、核燃料再処理計画の商業面での交渉は「ほぼ決着した」と説明。両国は現在、安全基準のすり合わせと規制面での協力強化に取り組んでいるとした。

「私が知る限りこのプロジェクトは順調に進行しており、近く進展が見られるだろう」と述べた。

再処理工場の場所が既に決まったかどうかについては言及しなかった。これまでに候補地に挙がったのは中国東部江蘇省の連雲港市だったが、抗議を受けて撤回されている。

オラノの広報担当者はパリで、中国が再処理に関心をあらためて示したことは喜ばしいと述べ、「協議は継続している」と語った。

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