[上海 10日 ロイター] - 中国証券投資基金業協会は10日、ミューチュアルファンド業界の健全な発展に向けた指針を公表し、上級幹部とファンドマネジャーへの賞与の40%以上を3年以上の繰り延べ払いとし、不正が発覚した場合は従業員に報酬返還を求めるべきだと主張した。
短期的な業績評価と過度なインセンティブを禁止する。業績は少なくとも3年間の投資パフォーマンスで評価する。
上級幹部とファンドマネジャーは、賞与のそれぞれ20%、30%を自社商品の購入に充てる必要がある。
「顧客の利益を優先し、長期的に持続可能な会社の発展を促す」べきだとしている。
中国のファンドマネジャーは、年間、四半期、月間ベースでパフォーマンスをランク付けされており、一部のアナリストは、こうした企業文化が中国株の大幅な変動の原因になっていると指摘している。
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