May 7, 2018 / 10:11 AM / 4 months ago

中国外貨準備、4月末は3.125兆ドル ドル高で予想以上に減少

[北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)のデータによると、ドル相場が回復する中で4月末の外貨準備高は予想以上に減少した。

 5月7日、中国人民銀行(中央銀行)のデータによると、ドル相場が回復する中で4月末の外貨準備高は予想以上に減少した。2017年5月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

4月末の外貨準備高は前月比179億7000万ドル減の3兆1250億ドル。

3月末は83億4000万ドル増で、ロイターが集計したエコノミスト予想は約100億ドル減の3兆1330億ドルだった。

中国国家外為管理局(SAFE)は、ドル以外の通貨が対ドルで下落したことや資産価格の調整が小幅な減少につながったと説明した。

豪コモンウェルス銀行の通貨ストラテジスト、アンディ・ジー氏は、「ほぼ4月の米ドル上昇が減少の要因だ。つまり現時点で資本流出の兆候はない」と述べた。

一方でキャピタル・エコノミクスのジュリアン・エバンスプリチャード氏は、3月に季節要因で赤字だった中国の経常収支は4月は黒字に戻るとの見通しを示し、純資本流入から流出への急転換を意味すると指摘。「年間でこの時期の資本流出入の振れは異例のことではない。流出量は規制当局が心配しない水準にとどまっているようだ」と述べた。

昨年初めには、資本逃避が中国にとっての主要リスクとみられていたが、資本規制の強化とドル安の進行が相まって人民元が大幅に上昇し、中国経済に対する信認が強まっている。

最近は、中国当局が国内機関投資家に海外証券への投資を認める「適格国内機関投資家(QDII)制度」を再開し、「適格国内有限責任組合(QDLP)制度」や「適格国内投資企業(QDIE)制度」の投資枠を拡大するなど、資本逃避をさほど懸念していないことを示唆する措置を打ち出している。

当局は同時に海外投資家に対して株式、債券、商品先物市場へのアクセスを拡大する方向にも動いており、人民元を支援する見込みだ。

4月末の金準備高は777億8800万ドル相当で、3月末の784億1900万ドル相当から減少した。

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