August 2, 2018 / 8:35 AM / 4 months ago

UPDATE 1-米グーグル、中国で「検閲版」検索エンジンの提供検討=関係筋

(情報を更新しました)

[北京/サンフランシスコ 2日 ロイター] - 米大手情報技術(IT)企業アルファベット傘下のグーグルは、中国向けに検閲のかかった検索エンジンの提供を検討している。2人の関係筋が明らかにした。

グーグルは、検閲への懸念から2010年に中国の検索エンジン市場から撤退したが、中国への再参入を積極的に模索しているとされる。

グーグルの中国再参入の可能性については、情報サイトのインターセプトが1日、グーグルの内部文書や関係者の話に基づき報じた。

それによると、この「検閲版」検索エンジンは開発コード名が「ドラゴンフライ」といい、昨年春から開発が行われていたが、グーグルのピチャイ最高経営責任者(CEO)が昨年12月に中国高官らと協議して以降、実現に向けた動きが加速した。

検閲の対象となる単語には「人権」「民主主義」「宗教」「平和的抗議」などが含まれる。中国政府への実例説明は済んでおり、当局の承認次第で今後6─9カ月以内に提供される可能性がある。

一方、中国の政府系経済紙、証券日報は2日、「関連機関」の情報として、グーグルが中国市場に再進出する可能性があるとの報道は正しくないと報じた。

ただ、「検閲版」検索エンジンに詳しいあるグーグル社員は、ロイターに対して、プロジェクトが存在し、進行していることを確認した。

また、グーグルの計画を知っているとされる中国のある当局者は、グーグルは「検閲版」検索エンジンを巡り中国サイバー管理局(CAC)と接触したと述べた。当局者によると、プロジェクトは現時点では当局の認可を得ておらず、年内承認の可能性は「非常に低い」という。

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