[6日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(NDRC)は6日、外国人投資家の市場アクセスを今年中に大幅に拡大させる意向を示した。サービス業への投資障壁を引き下げるほか、特定業種における所有制限を緩和する。
NDRCの寧吉哲副主任は北京で記者会見し、外国企業の知的財産を厳格に保護し、国内と外国の企業を対等な条件で競争させると言及。「中国は西部、内陸部、国境地域において外国投資を誘致し、外国企業への金融資本および土地の提供を目指す」と述べた。また外国企業が中国への再投資から得た利益に関する所得税の納付を免除すると明かした。
NDRCの何立峰主任は2018年の成長率目標は達成可能であるとし、今年の輸出入は安定した伸びを維持するとの見方を示した。
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