January 20, 2020 / 4:15 PM / a month ago

新型肺炎、中国が「人から人」への感染確認 世界で患者220人超

[北京 20日 ロイター] - 中国湖北省武漢市で検出され、感染が広がった新型コロナウイルスによるとみられる肺炎は20日、首都北京や上海などでも感染者が確認された。また新華社によると、国家衛生健康委員会は同日、人から人への感染を確認した。

患者数がこれまでの3倍超となったほか、死亡例も3人になる中、習近平国家主席は、感染拡大の阻止と患者の命を救うことが最も優先されると表明した。

ウイルスの封じ込めが難しいことに加え、中国では旧正月の大型連休が今週始まり、多数が国内外に旅行することから感染拡大が懸念されている。

多くのアジア諸国のほか、米国など世界各国が武漢からの旅行客の検査を強化している。

医学研究支援団体ウェルカム・トラストの感染症専門家、ジェレミー・ファラー代表は、武漢は大規模なハブで、旧正月で旅行客が増えることを考えると、懸念度は引き続き高いとし、感染がさらに拡大する可能性があるとした。

当局によると、現地時間の20日午後6時時点で、感染者は217人に上り、国営テレビの報道では、うち武漢が198人だという。

一方、北京でも新たに5人、広東省でさらに14人の感染が確認された。このほか、上海でも1人確認され、世界全体では222人の患者が報告された。

国営テレビによると、習主席は「国民の命と健康が最優先されるべきで、感染拡大は必ず抑え込むべきだ」と述べた。

国外では、韓国疾病予防対策センター(KCDC)がこの日、前日に武漢からソウル近郊の仁川国際空港に到着した中国人女性(35)からウイルスを検出したと明らかにした。国内で感染が確認されたのは初めて。到着時に高熱などの症状があったため、すぐに隔離されたと説明した。

先週にはタイで2例、日本で1例の感染を確認。患者は全て武漢からの旅行者、または同市を最近訪問していた。

インペリアル・カレッジ・ロンドンのMRCセンターの報告では、武漢では類似の症状を持った患者が今月12日までに1723人に上ったと発表。中国の保健当局はこれについてコメントしていない。

前出のファラー氏は「感染の大流行が極めて懸念される。不確実な部分はあるが、人から人に感染するのは明らかだ」と述べた。

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