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中国貿易団体、新型肺炎に対応し企業に不可抗力証明書発行へ

 1月31日、中国国際貿易促進委員会(CCPIT)は、新型コロナウイルスによる肺炎の流行の影響で、海外の取引先との契約を履行するのが困難になった国内企業に対し、不可抗力(フォースマジュール)事態発生の証明書を発行すると発表した。写真は上海の港で昨年8月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[北京 31日 ロイター] - 中国国際貿易促進委員会(CCPIT)は、新型コロナウイルスによる肺炎の流行の影響で、海外の取引先との契約を履行するのが困難になった国内企業に対し、不可抗力(フォースマジュール)事態発生の証明書を発行すると発表した。

商務省の認定組織であるCCPITは30日遅くに出した発表文で「一部の中国企業は商品や物流で深刻な影響を受けており、契約上の義務を果たせないかもしれない」と指摘。

企業名は特定しておらず、証明書発行の要請を受けたかどうかも明らかにしなかった。不可抗力事態発生の証明書によって、企業は契約上の義務が果たせなくても賠償責任が免除されるとみられる。

CCPITによると、証明書はオンラインの申請が可能で、海外で有効性が認められている。

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