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中国HNAの債権団、裁判所に破産申し立て

[北京 30日 ロイター] - 公的管理下にある中国の複合企業、海航集団(HNAグループ)は29日、同社の債権団が海南省の裁判所に破産申し立てを行ったことを明らかにした。

残された事業の再スタートにつながる可能性がある。

HNAは同日、債務不履行を受けて債権者が措置を講じたとの通知を海南省の裁判所から受けたと表明。裁判所に協力する意向を示した。

HNAは、ドイツ銀行やヒルトン・ワールドワイドなど海外企業に総額500億ドルの投資を行っていたが、中国内外の当局が監視を強化した。負債に対する懸念が浮上し、複数の事業を売却している。中核事業は海南航空。

負債は2019年6月末時点で7067億元(1098億ドル)。

最大の債権者である国家開発銀行のコメントは取れていない。

中国民用航空局(CAAC)のニュースサイトによると、HNAは債務の株式化や返済期限延長を通じて債務を減らす方針。新たな戦略的投資家からの出資にも期待を寄せている。

海南航空、海航科技など、国内に上場するHNA傘下の8社は30日、破産・再編手続きに関する文書を上海・深セン証券取引所に提出した。

海南航空は、債権者が同社と子会社の再編手続きを進めるよう裁判所に求めたと表明。2020年の純損益が580億ー650億元(90億ー100億ドル)になるとの見通しも示した。前年は5億4320億元の黒字だった。

海南航空は、破産を宣告されれば上場廃止になる恐れがあるとの見方も示した。

HNAはコメントを控えている。

HNAは先週、地元政府主導のチームが企業価値の査定などを完了、何年も続いている同社の流動性危機の解消に向け、次の段階に進むことができると述べていた。

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