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中国の2015年不動産投資は前年比+1.0%、約7年ぶり低水準

[香港 19日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した2015年1─12月の中国の不動産投資は前年比1.0%増加した。伸び率は2009年1─2月以来、約7年ぶり低水準となった。

 1月19日、中国国家統計局が発表した2015年の中国の不動産投資は前年比1.0%増加した。伸び率は2009年1─2月以来、約7年ぶり低水準となった。大連市で昨年11月撮影。提供写真(2016年 ロイター/China Daily)

1─11月は前年同期比1.3%増。2014年は前年比10.5%増だった。

新規建設(着工面積)は14%減少した。不動産開発業者は未販売住宅在庫の圧縮に努めている。

CLSAのアナリスト、ニコール・ウォン氏は「在庫の増加は鈍化しているが、鈍化は新規着工減によるもので、需要増によるものではない。需要がそれほど強くないことから、低水準の在庫を維持するには建設をさらに抑える必要がある」と述べた。

一方、1─12月の不動産販売(床面積ベース)は13億平方メートルで、1─11月から17.6%、前年比で6.5%それぞれ増加した。

住宅価格の上昇を背景に不動産セクターが回復し始める中、市場の二極化が深刻化している。需要が主に主要都市に集中する一方、より小規模の都市では在庫が依然高水準となっている。

華潤置地1109.HKの幹部は「われわれが拠点とする(主要)都市では需要と供給のバランスは大幅に改善しており、在庫調整を進める必要はない」と指摘。その上で、より小規模の都市は異なるとし、販売促進を行っていると述べた。

2015年不動産投資のインフレ調整後の実質伸び率は2.8%となった。建設資材の価格低下が背景。2014年は9.9%だった。

2016年の不動産投資については、アナリストらは通年でマイナスとなる可能性があると指摘している。

ガベカル・ドラゴノミクス(北京)のエコノミスト、Rosealea Yao氏は「新規着工の減少は今年、20%に加速する可能性がある。これは不動産投資が前年より悪化することを意味し、減少となる可能性が高い」との見解を示した。

*内容を追加します。

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