[北京 12日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した2016年1─2月の中国の不動産投資実績額は前年同期比3%増加し、15年1─12月の1%増から加速した。
また、1─2月の不動産販売(床面積ベース)は前年同期比28.2%増となり、増加率は昨年1─12月の6.5%を大幅に上回った。
着工面積は13.7%増。昨年1─12月は14.0%減だった。
中国経済のおよそ15%に相当する住宅市場は、政府による一連の支援策を背景に大都市では昨年から安定化の動きが出始めた。
ただ回復はまだら模様だ。地方都市ではなお、在庫が積み上がっている一方で、一部の大都市では既に市場沈静化策が打ち出されている。
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