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中国がネット世界大会で統制強化方針、参加米IT企業からは迎合の声
2017年12月6日 / 02:02 / 5日前

中国がネット世界大会で統制強化方針、参加米IT企業からは迎合の声

[烏鎮(中国) 5日 ロイター] - 中国政府が主催した世界インターネット大会が5日閉幕し、中国はネットへの統制を強化する方針を打ち出した。ただ参加したフェイスブック(FB.O)やアップル(AAPL.O)といった米大手IT(情報技術)企業の幹部かはこうした中国の姿勢に対してむしろ「ご説ごもっとも」と迎合する声が聞かれた。

 12月5日、中国政府が主催した世界インターネット大会が閉幕し、中国はネットへの統制を強化する方針を打ち出した。ただ参加したフェイスブックやアップルといった米大手IT(情報技術)企業の幹部かはこうした中国の姿勢に対してむしろ「ご説ごもっとも」と迎合する声が聞かれた。写真は習国家主席の映像が流れる同大会会場内。4日、浙江省烏鎮で撮影(2017年 ロイター/Aly Song)

中国は、自らの国境と同様な形でサイバー空間を守れる範囲内でネットの開放を約束するとともに、検閲やデータ保存に関する厳しい新ルールを導入。中国で事業展開を許されている外国のハイテク企業にとって頭痛の種になっている。

それでもフェイスブックのバイスプレジデント、ボーガン・スミス氏は「私はデータ利用における指導力という面で中国を称賛したい」と語り、中国サイバースペース管理局(CAC)や工業情報省などがこの分野で「素晴らしい仕事」をしていると持ち上げた。

フェイスブックやグーグルは、中国では政府による「グレート・ファイアウォール(ネットの長城)」と呼ばれる規制の枠組みによってアクセスが遮断されている。一方でアップルは中国の検閲制度に従い、政府の要望に応じて同国のアップストアからVPN(仮想私設網)アプリなどを削除している。

そのアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は3日、「デジタル経済を開放性と共有利益のために発展させるというこの大会のテーマは、われわれアップルも共に抱いているビジョンだ」と発言し、聴衆から2回にわたって拍手喝采された。

しかしスミス氏もクック氏も、検閲制度やサイバー空間規制の問題には口を閉ざしたままだった。

中国電子商取引最大手アリババ・グループ・ホールディング(BABA.N)のジャック・マー(馬雲)会長は「(外国企業)は中国のルールに従うべきで、不満なら去れば良い」と言い放った。

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