中日関係の重要性は不変、後退させてはならない＝孫外務次官

［北京　２２日　ロイター］ - 中国の孫衛東外務次官は、中日両国が「違いを適切に対処」し関係が停滞したり後退したりしないようにすべきとの見解を示した。２１日に東京で山田重夫外務審議官に対し述べた内容を中国外務省が２２日、発表した。

孫次官は、中日関係の重要性は、現在の複雑で変化する国際・地域情勢に直面しても変わることはないと指摘。

また台湾は両国の基本的信頼に関わる重要な問題の一つだとし、日本が歴史から学び、平和的発展の道と「一つの中国」という原則を堅持することを望むと述べたという。

中国と日本は２２日、双方の外務・防衛当局高官が参加する安保対話を４年ぶりに日本の外務省で開催した。