November 11, 2019 / 10:05 AM / 25 days ago

中国新規人民元建て融資、10月は予想下回る 景気策強化の公算

[北京 11日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が発表した10月の新規人民元建て融資は6613億元(945億5000万ドル)で、1年10カ月ぶりの水準に落ち込んだ。大幅な減少は季節要因とみられ、政策当局は今後数カ月にわたり鈍化する景気の下支えを引き続き強化するとみられる。

 11月11日、中国人民銀行(中央銀行)が発表した10月の新規人民元建て融資は6613億元(945億5000万ドル)で、前月の1兆6900億元から急減した。写真は2011年1月17日、上海で撮影F(2019年 ロイター/Carlos Barria)

前月の1兆6900億元から急減し、ロイターがまとめたアナリスト予想(8000億元)も下回った。前年同期は6970億元だった。

住宅ローンが大半占める家計向け融資は4210億元で、9月の7550億元から減少。企業向け融資は1262億元で、前月の1兆0100億元から縮小した。

中国政府は昨年から融資促進など一連の景気対策を導入しているが、内需は依然として低迷。輸出も米中貿易戦争で打撃を受けている。

キャピタル・エコノミクスのシニア中国エコノミスト、ジュリアン・エバンズ・プリチャード氏は「融資の伸びを反転させ、経済活動が急激に鈍化するのを防ぐため、人民銀は向こう数カ月でより積極的に政策を緩和する必要があるだろう」と顧客ノートで指摘した。

華宝信託のエコノミスト、ニエ・ウェン氏は「貿易戦争で景況感が影響を受けていることから、企業の信用需要の弱さがデータで示されている」と述べた。

10月のマネーサプライM2は前年比8.4%増加。アナリスト予想と一致した。前月も8.4%増だった。

10月末時点の人民元建て融資残高は前年比12.4%増加。アナリスト予想は12.5%増だった。前月も12.5%増だった。

また、10月末時点の社会融資総量残高の伸びは前年比10.7%増。前月は10.8%増だった。社会融資総量には、新規株式公開、信託会社の融資、債券発行など、通常の銀行融資以外の簿外の与信も含まれている。

10月の社会融資総量は6189億元で、16年7月以来の低水準。前月は2兆2700億元だった。

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