February 4, 2019 / 7:45 AM / 5 months ago

中国のLNG輸入、1月は過去最高更新、在庫は高水準

[シンガポール 4日 ロイター] - 1月の中国の液化天然ガス(LNG)輸入は、過去最高を更新した。業界関係者によると、暖冬の影響で在庫が積み上がっており、需要は伸び悩む見通しという。

 2月4日、1月の中国の液化天然ガス(LNG)輸入は、過去最高を更新した。業界関係者によると、暖冬の影響で在庫が積み上がっており、需要は伸び悩む見通しという。写真は天津市で昨年10月撮影(2019年 ロイター)

リフィニティブ・アイコンの海運データによると、1月の輸入量は655万トン。これまでの最高記録だった昨年12月の輸入量を2%近く上回った。

昨年の中国のLNG輸入は前年比41%増。中国政府が家庭の暖房燃料を石炭からガスにシフトさせる中、昨冬にLNGが不足し、国内企業が調達を急いだことが背景だった。

ただ、業界関係者によると、輸入は拡大しているが、必ずしも需要が同じペースで増えているわけではないという。

関係者は「数字だけを見ると、中国の需要が増えているようにみえるが、実際には輸入のしすぎで需要が見つからない状態だ。(輸入業者は)頭を抱えている」と述べた。

関係者によると、中国海洋石油(CNOOC)は1月に少なくとも1カーゴのLNGを転売した。もう1カーゴについても転売した可能性がある。これは、需要がピークを迎える時期としては異例のことで、今冬が暖冬だったことを示しているという。

関係者によると、中国の商社はLNGを予想よりも低い価格で海外の買い手や国内市場に売却している。

春節で工場が少なくも1週間休みになることも、需要減少の一因となっている。

国内ガス価格の動向を調査しているyeslng.comによると、小規模な陸上液化プラントのLNGの卸値は、今月2日時点で1トン=3500ー3950元(519-586ドル)と、昨年の半値以下。

山東省や天津の受け入れターミナルでの価格も1トン=4500元(667ドル)と、暖房期が始まった直後の昨年11月下旬からそれぞれ17%、5%下落している。

IHSマークイットのジェームズ・タバーナー氏は、過去2年との比較でガス需要の伸びが鈍化すると予想。「石炭からガスヘの移行は、供給上の問題や景気減速を背景に鈍化している」と指摘した。

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