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財新の4月中国製造業PMIは50.3、7カ月ぶり低水準
2017年5月2日 / 01:56 / 7ヶ月後

財新の4月中国製造業PMIは50.3、7カ月ぶり低水準

[北京 2日 ロイター] - 財新/マークイットが2日発表した4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は季節調整済みベースで50.3と3月の51.2から低下し、市場予想(51.0)も下回った。7カ月ぶりの低水準。内需と外需がともにさえなかった。

 5月2日、財新/マークイットが2日発表した4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は季節調整済みベースで50.3と3月の51.2から低下し、市場予想(51.0)も下回った。写真は河北省で2月撮影(2017年 ロイター/Thomas Peter)

4月30日に発表された国家統計局のPMIと同様の内容となり、中国経済は底堅いものの、年初の勢いが鈍化しつつあるとの見方が強まりそうだ。

PMIは景気拡大と縮小の分かれ目となる50は上回ったものの、わずかであり、2016年9月以来の低水準。

CEBMグループのマクロ経済分析部門責任者Zhengsheng Zhong氏は「4月のPMIではすべての指標が弱まり、製造業への下向きの圧力が少しずつ出てきた」と述べた。

生産と新規受注の伸びは昨年9月以来の低水準だった。

鉄鉱石や鉄鋼、その他の原材料の価格が急落したことで生産者物価が大幅に鈍化した。

新規受注を示す指数は52.7から50.9に低下。新規輸出受注指数も伸びの鈍化を示した。

Zhong氏は「工業製品価格が下落し、積極的な在庫調整が終わる中、中国経済は短期的に下降トレンドに直面し始める可能性がある」と指摘した。

4月は雇用の減少も3カ月ぶりの水準まで進んだ。コスト削減への取り組みに加え、退職者によって空いたポストを補充しなかったことが背景。

財新の調査は国家統計局の調査と比べて中小製造業に大きな焦点を合わせる傾向があるが、どちらの調査でも中小企業の苦戦ぶりが示されている。

<アナリストは緩やかな鈍化を予想>

ANZの中国担当エコノミスト、ベティ・ワン氏は、昨年後半に国際商品価格が上昇に転じた際、多くの企業が「過度に強気」な見方に傾いたと指摘。その後トレンドが変化し、企業が慎重姿勢を強めているとの見方を示した。

ただ、目先ハードランディングのリスクが高まる兆しはなく、政府は、不動産や銀行間融資など一部の分野で規制を強化しているものの、全体で見ると、実体経済への与信を引き続き下支えしているという。

もっとも、アナリストの間では、今後数四半期で景気が鈍化するとの見方が多い。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ジュリアン・エバンズ・プリチャード氏によると、設備投資は名目ベースで伸びが加速しているが、投資の基調的な需要はこのところ鈍化しており、それが今回のPMI統計にも表れているという。

*内容を追加しました。

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