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中国への資本流入急増、海外勢が株・債券買い越し

[上海 18日 ロイター] - 中国国家外為管理局は、外国人投資家が昨年12月に中国債を買い越したと指摘、今年も資本流入が続くとの見方を示した。

1月18日、中国国家外為管理局は、外国人投資家が昨年12月に中国債を買い越したと指摘、今年も資本流入が続くとの見方を示した。上海で2022年10月撮影(2023年 ロイター/Aly Song)

海外勢は10カ月連続で中国債を売り越していた。中国政府が厳格な新型コロナウイルス感染対策を解除したことを受けて投資家心理が改善し、リスク志向が高まった。

国家外為管理局によると、海外勢は12月に73億ドルの中国債を買い越した。さらに84億ドルのA株を買い越したという。

今月前半も中国株と中国債を計126億ドル買い越した。

国家外為管理局は、今年は国境を越えた資金フローが一段と安定すると予想。新型コロナ政策の最適化と景気配慮型の政策が景気回復に寄与するとの見方を示した。

「中国の経済成長の安定化、人民元建て資産の魅力拡大、人民元資産の安全資産としての優位性が支援要因となり、海外投資家は今後も中国の証券市場に持続的に投資するだろう」としている。

海外勢によるストックコネクト(株式相互取引)を通じた中国株の売買動向によると、年初からの買い越し額は2022年通年の流入超過額を既に上回った。

INGの大中華圏担当エコノミスト、アイリス・パン氏は「(中国経済は)予想以上に力強く昨年を終え、個人消費も拡大する見通しだ。今年の国内総生産(GDP)見通しは、従来予測との比較で改善した」と指摘。

「とは言え、中国は依然として、外需など強い逆風に見舞われている。米欧は今年、景気後退に陥る可能性が高い」と述べた。

JPモルガンは、今年の中国のGDP予測を4.4%増から5.6%増に修正。ゴールドマン・サックスは5.2%増から5.5%増に修正した。

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