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〔チャイナマネー〕中国のミューチュアルファンド、「新三板」に投資へ

[上海 8日 ロイター] - 中国の資産運用会社が、同国の株式店頭取引市場「新三板」に投資するミューチュアルファンドの募集を開始する。新型コロナウイルスの流行や米中摩擦で打撃を受けている国内経済を資本市場改革を通じて支援することが狙いだ。

新三板では、国内中小企業の株式が取引されている。

新三板への投資を認められた資産運用会社の第1陣6社のうち万家基金、華夏基金、招商局中国基金、匯添富基金管理、富国基金の5社は6日、ファンドの目論見書を公表。今月10日に新三板に投資するファンドを販売する。

目論見書によると、投資対象は企業統治・時価総額・収益性の面で最高の基準を満たした「精選」企業に限定する。

中原証券のアナリストは、ミューチュアルファンドの参入で新三板の流動性が向上すると予想。他のアナリストも、取引拡大と価格形成の効率化につながるとの見方を示している。

中国の資本市場の中でも比較的知名度が低い新三板を支援する狙いは、新型コロナや香港国家安全法を巡って米中関係が悪化する中、国内企業の資金調達手段を強化することにある。

江蘇省のある資産運用会社のトップは、ポイントは中国の資本市場改革にあると指摘。中国は先に深セン証券取引所の新興企業向け市場である「創業板(チャイネクスト)」で新規株式公開(IPO)を迅速化する改革を開始した。中国政府は新型コロナの感染拡大によって悪化した経済を立て直すため、資本市場の構造改革を進めている。

中国株式市場の指標となる上海総合指数は年初から3.6%下落しているが、新三板指数は年初から約8%上昇、約2年ぶりの高値を付けている。

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