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中国の自主規制機関、大手国有銀行の債券業務を調査

中国の銀行間市場を監督する自主規制機関「中国銀行間市場交易商協会(NAFMII)」が、大手国有銀行の債券業務に関する調査を進めている。上海の金融街を望む、昨年3月撮影。(2023年 ロイター/Aly Song/File Photo)

[上海 12日 ロイター] - 中国の銀行間市場を監督する自主規制機関「中国銀行間市場交易商協会(NAFMII)」が、大手国有銀行の債券業務に関する調査を進めている。

NAFMIIは11日遅く、中国建設銀行の債券引受業務で違反があった疑いがあるとして調査を開始したことを明らかにした。

9日には中国輸出入銀行の金融債発行業務の違反について調査していると表明。中国民生銀行の引受業務についても違反の疑いがあるとして調査を進めていることを明らかにした。

NAFMIIは声明で「市場の責任感をしっかりと確立し、関連業務に従事する過程で関連規定条項・自主規制規則を厳格に順守し、銀行間債券市場の運営秩序を維持するためコンプライアンスに基づいた業務を行う」よう市場参加者に求めた。調査の詳細は明らかにしていない。

中国建設銀行、中国輸出入銀行、中国民生銀行のコメントは取れていない。

NAFMIIは8日、鄭州銀行、青島銀行、江西銀行など5行が、銀行間債券市場の業務に関連する違反で処分を受けたと発表した。この5行のコメントは得られていない。

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